
ENEOSジュンテック株式会社様をお迎えして
2025年6月、ENEOSジュンテック株式会社の皆様が、当社・株式会社エンバイロ・テック・インターナショナル(ETI)のSIR(Statistical Inventory Reconciliation:統計学的在庫管理)説明会のためご来社くださいました。
当日は炎天下の中、社長様をはじめ多数のご担当者様にお越しいただき、貴重な機会を設けてくださったことに、社員一同、心より感謝申し上げます。
ENEOSジュンテック様は、ENEOS様が製造する潤滑油の販売から関連サービスまで幅広くご提供されています。潤滑油使用のプロフェッショナルとして、工場や船舶での潤滑油交換作業や各種機器のメンテナンスまで手がけられており、弊社も長年にわたり大変お世話になっております。
SIRの概要と事例のご説明
当日は、ご出席の皆様にはすでにご承知の内容も多かったかと存じますが、SIRグループマネージャーより、SIRの基本的な役割と仕組みについてご説明いたしました。
特に、SIRの法制度上の位置づけや、システムによる異常検知プロセスといった実務に直結する要点を中心に解説し、「異常の早期発見」というSIRの最大の価値をご紹介しました。さらに、実際に地下タンクや埋設配管からの漏えいを検知した事例も取り上げ、参加者の皆様から非常に高い関心をお寄せいただきました。
アナリストによる分析手法のご紹介
加えて、弊社SIRサービスの強みの一つである「AIと人によるハイブリッド分析」についてもご紹介いたしました。AIによる定量的なデータ解析に加え、最終的な判断には専門アナリストの知見が不可欠であるため、弊社ではアナリストのスキルを常に高水準かつ安定的に維持できるよう、日常的に研修や段階別の試験を実施し、技術力の強化に努めております。
当日は日頃から実務を担っているSIRデータアナリストより、実際の分析画面をお見せしながら、具体的な事例に基づく異常検知の流れや、異常発見後の対応フローについてもご説明いたしました。
質疑応答を通じて現場の知見に学ぶ
質疑応答の時間には、ENEOSジュンテック様から多くの鋭いご質問をいただき、SIRサービスの持続性や現場との親和性について改めて深く考えるきっかけとなりました。
現場視点からのご意見は非常に示唆に富んでおり、私たちの今後のサービス品質向上にとっても、大変有意義な時間となりました。
SIRは、地下タンクや埋設配管からの漏えいを営業を止めずに早期発見できる、極めて環境負荷の低い点検手法です。
土壌汚染などの被害を未然に防ぐことに貢献するこの技術は、持続可能な社会の実現と高い親和性を持ち、私たちに課せられた社会的責任の一環と位置づけています。
今後に向けて
今後もENEOSジュンテック様との連携を大切にし、信頼関係をさらに深めながら、より多くの方々にSIRの意義と有効性をお伝えできるよう、積極的に取り組んでまいります。
社長様を含む皆様にご来社いただき、実りある時間を共有できましたこと、改めて心より御礼申し上げます。
お問い合わせ・無料相談
地下タンクの漏えい管理でお悩みの方は、弊社HPをご覧ください。
エンバイロ・テック・インターナショナル|世界の技術で地下タンクを検査する
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